2009年02月
2009年02月27日
いつまでもちますか?その2
よく患者さんから聞かれる「いつまで、もちますか?」の話の続きです。
症例をみて検証しましょう。



レジンをつめてありますが、遠心(歯の奥の部分)のレジンがかけて茶色になっています。
かなり前になおしたそうですが、むし歯になってかけてしまったのか、かけてむし歯になったのか?
むし歯のところをけずっていくとやや深いむし歯でした。
レジンが劣化したり、歯とレジンの境目からむし歯になったり、治療したときにむし歯の取り残しがあって再発した可能性もあります。
神経までは、むし歯が進んでいないので、今回は、しっかりむし歯をとりレジン充填をしました。
むし歯をしっかりけずってとるか、または3Mix-MP法でむし歯を3Mixという薬で無菌化して修復するか、などしっかりむし歯を治療します。
そしてレジンですが、むかしに比べれば、かなり進歩しました。
接着力が増し、強度も耐久性もよくなってきています。
定期健診に来てもらい、メインテナンスをしていけば、かなりよくもつと思います。
症例をみて検証しましょう。



レジンをつめてありますが、遠心(歯の奥の部分)のレジンがかけて茶色になっています。
かなり前になおしたそうですが、むし歯になってかけてしまったのか、かけてむし歯になったのか?
むし歯のところをけずっていくとやや深いむし歯でした。
レジンが劣化したり、歯とレジンの境目からむし歯になったり、治療したときにむし歯の取り残しがあって再発した可能性もあります。

むし歯をしっかりけずってとるか、または3Mix-MP法でむし歯を3Mixという薬で無菌化して修復するか、などしっかりむし歯を治療します。
そしてレジンですが、むかしに比べれば、かなり進歩しました。
接着力が増し、強度も耐久性もよくなってきています。
定期健診に来てもらい、メインテナンスをしていけば、かなりよくもつと思います。
2009年02月26日
治療器具の滅菌

どうも治療器具の滅菌が不完全だったようです。
島田歯科では、感染に対応した治療器具の滅菌をしっかり行なっています。
治療器具は、滅菌パックにいれてオ−トクレ−プという滅菌器でしっかり滅菌し、治療の直前に患者さんの目の前で開けます。
注射針、メスの刃、紙コップ、エプロンなど多くのものをディスポーザブル(使い捨て)にしています。
歯科医師・歯科衛生士は、手指の消毒をしっかりやり、ディスポーザブルのグローブをつけます。
ディスポーザブルのグローブは、患者さんごとにを変えますので、ご安心ください。
2009年02月24日
救急薬品
数年前に救急薬品セットを購入しました。
薬品には、使用期限があります。
1回も使用しませんでしたが、使用期限がすぎてしまいましたので、新しいのを購入しました。
今回も使用することがないと思いますが、万が一の時ためのものです。
AEDと同じですね。
2009年02月23日
2009年02月20日
いつまでもちますか?
むし歯の治療で、つめる治療をした時に、よく患者さんから
「いつまで、もちますか?」
と聞かれます。
「ずっともちますよ。」
と言いたいのですが・・・
もちろん、永久的にもつことを目指して治療していますが、もたない場合がでてきます。
実際の症例をみながら、でれだけもつか検証したいと思います。



数十年前に他の歯科医院で金属をつめた歯。
金属は劣化し、さびています。
金属と歯の間が、むし歯になっています。
金属をとってみると、中はかなりのむし歯になっていました。
このように、しっかりつめても、金属が劣化したり、歯と金属の境目からむし歯になることがあります。



通常の治療では、むし歯をしっかり削りますが、むし歯が深いので、神経を取る可能性があります。
なるべく神経は取らないほうがいいのです。
取ってしまうと歯がもろくなり、歯の寿命は短くなってしまうことがあります。
今回は、痛みがないということで、虫歯だけを最小限に削りました。
麻酔なしで、痛みなく、金属でなく、レジン充填(白いものをつめる)ができました。
これからは、定期健診に来てもらい、メインテナンスをして、これがずっともつようにしたいと思います。
「いつまで、もちますか?」
と聞かれます。
「ずっともちますよ。」
と言いたいのですが・・・
もちろん、永久的にもつことを目指して治療していますが、もたない場合がでてきます。
実際の症例をみながら、でれだけもつか検証したいと思います。



数十年前に他の歯科医院で金属をつめた歯。
金属は劣化し、さびています。
金属と歯の間が、むし歯になっています。
金属をとってみると、中はかなりのむし歯になっていました。
このように、しっかりつめても、金属が劣化したり、歯と金属の境目からむし歯になることがあります。



通常の治療では、むし歯をしっかり削りますが、むし歯が深いので、神経を取る可能性があります。
なるべく神経は取らないほうがいいのです。
取ってしまうと歯がもろくなり、歯の寿命は短くなってしまうことがあります。
今回は、痛みがないということで、虫歯だけを最小限に削りました。
麻酔なしで、痛みなく、金属でなく、レジン充填(白いものをつめる)ができました。
これからは、定期健診に来てもらい、メインテナンスをして、これがずっともつようにしたいと思います。
2009年02月19日
2009年02月17日
歯列育形成研究会 第16回実習コース
歯列育形成研究会の第16回実習コースを開催しました。
午前中は、プレ−ト作成とチンキャップの実習です。


ジャ−ミィデントの技工士さんのプレ−ト作成デモです。
このプレ−トで、歯列を拡大して、きれいな歯並びをつくります。


ジャ−ミィデントの歯科衛生士さんのチンキャップのデモです。
既成のチンキャップでは、顎の形が合わず使いにくいので、顎の型を取ります。
その型で、チンキャップを作成します。
このチンキャップで、反対咬合をなおします。
午後は、講演会です。
多くの症例の発表があり、勉強になります。


歯列育形成のポスタ−です。
右のポスタ−は、現在、作成中のポスタ−です。
モデルの子供も、ジャ−ミィデントで、歯列育形成によってきれいな歯並びになっています。
午前中は、プレ−ト作成とチンキャップの実習です。
ジャ−ミィデントの技工士さんのプレ−ト作成デモです。
このプレ−トで、歯列を拡大して、きれいな歯並びをつくります。
ジャ−ミィデントの歯科衛生士さんのチンキャップのデモです。
既成のチンキャップでは、顎の形が合わず使いにくいので、顎の型を取ります。
その型で、チンキャップを作成します。
このチンキャップで、反対咬合をなおします。
多くの症例の発表があり、勉強になります。

歯列育形成のポスタ−です。
右のポスタ−は、現在、作成中のポスタ−です。
モデルの子供も、ジャ−ミィデントで、歯列育形成によってきれいな歯並びになっています。
2009年02月16日
学術講演「インプラント治療」
蒲田歯科医師会の学術講演会に参加しました。
今回の演題は、「インプラント治療における下歯槽神経損傷について」。
講師の先生は、直野先生です。
最近では、インプラント治療が多くなっているようですが、下歯槽神経損傷などのトラブルも多くなっているようです。
インプラント治療が成功するためには、オペ室やCTスキャンなどの設備がきちんとしているところで、経験豊富な先生による治療が必要です。
島田歯科医院では、インプラント治療は今回の講師であるなおのデンタルオフィス(蒲田インプラントセンタ−)の直野先生と連携をとっています。
2009年02月13日
電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、ただ当てるだけでいいので、楽ですが、当て方が悪いとよく磨けません。
歯には、表と裏、歯の間、奥歯には咬む所があります。
磨き残しがないように磨かなければいけません。
電動歯ブラシは、いろんな種類があります。
回転するもの、振動するもの。
値段も安いのから結構いい値段のまで。
あまり安いのは、動きがよくないように思えますが・・・・
それと、歯ブラシの毛先の部分が開いてきたら、同じメ−カ−の歯ブラシに取り替えなくてはいけません。
電動歯ブラシの取替え用は、普通の歯ブラシに比べれば、高くなります。
ちなみに私が愛用しているのは、「ソニックケア」
写真は、ソニックケア−の取替え用歯ブラシで、2ヶ月ごとに交換しています。
通販で買えます。
もちろん普通の歯ブラシでも、きちんとした磨き方であればよく磨けますので。
2009年02月09日
2009年02月06日
AED
2004年に市民の使用が認められ、公共施設中心に2007年末現在、全国で約13万台設置されているAED(自動体外式除細動器)。
心肺停止となった人を、現場に居合わせた一般市民が自動体外式除細動器(AED)で応急手当てしたケースが2007年に287件あり、2005年の6.2倍となっていることが調査で分かりました。
また、AEDを使った場合、患者の1ヵ月後の生存率は42.5%と、使用しなかった場合の9.7%を上回っています。
なお、救急隊員による心肺蘇生の開始時点についてみると、心肺機能停止時点が目撃されてから3分以内なら1ヵ月後の生存率は、2005年11.3%、2006年12.6%、2007年14.5%に対し、15分以上なら2005年2.9%、2006年3.1%、2007年4.8%となっており早期の心肺蘇生の重要性が明らかとなっています。
(「GCインターネットだより」より)
島田歯科医院でも、最近、AEDを購入しました。
業者による実習も、スタッフ全員で受けました。
院内での万が一のためのものですが、島田歯科周辺で何か起きた時もAEDを持って出動します。
わかりやすいように、AED設置施設のシ−ルを外にはっています。
2009年02月05日
2009年02月03日
レントゲンに丸い白いのが・・・

これは、いったいなんでしょうか?
これは、唾石症(だせきしょう)と言います。
唾液を分泌する唾液腺(だえきせん)の中にできる石を唾石(だせき)といいます。
この唾石により唾液がうまく流れなくなると、唾液腺が腫れたり痛みが出てきます。
細菌が感染すると化膿して膿が出てくることがあります。
唾石が自然に排出されることもありますが、排出されない時は小手術して唾石を摘出します。
今回は、連携している口腔外科に紹介にしました。
口腔外科の先生に唾石を摘出するかどうか相談してもらうことになりました。
そんなに多くはありませんが、このようにレントゲンで唾石症が発見されることがあります。
2009年02月02日
フィステル



歯肉がはれたということで、来院した患者さん。
これは、前にも投稿したことがありますが、フィステル(ろう孔)です。
何らかの原因で、歯の神経が死んでしまい、歯の根にばい菌がはいり、化膿して、はれてきたのです。
歯の神経が死んでしまう原因のほとんどは、むし歯が神経まで進んだ場合です。
また、むし歯の治療の影響で神経が死ぬこともあります。
しかし、今回はむし歯がありません。
歯をぶつけたり、かみ合わせの問題や歯軋りなど・・・いろいろ考えられます。
治療は、感染根管処置をします。
感染根管処置は、歯の根の掃除をして消毒薬をいれます。
2週間後には、フィステルは、すっかり消えました。