2010年02月
2010年02月26日
ニッケルチタン製のスプレッダ−「ナビフレックス」 最新歯科器具
先の細さが違う2種類のスプレッダ−を使いわけて、側方加圧根管充填をしました。
スプレッダ−は、側方加圧根管充填で使う器具です。
根管内にポイントを挿入し、このスプレッダ−でポイントを窩壁に密着させ、側方に加圧していきます。
スプレッダ−を引き抜いた後の根管の余剰腔には、アクセサリーポイントを挿入して、また側方に加圧して根管充填をしていきます。
ニッケルチタン製のスプレッダ−「ナビフレックス」は、ニッケルチタン製のため湾曲根管根尖付近まで到達します。
形状記憶の特性のため折れにくく、耐久性もいいようです。
島田歯科では、早速、このニッケルチタン製のスプレッダ−「ナビフレックス」を購入して、実践投入です。
2010年02月25日
2010年02月23日
矯正治療中 きれいな歯並びを目指して



前歯の歯並びがよくありません。
右上の前歯は引っ込んでいますが、左上の前歯は出っ歯になっています。
患者さんの希望により、上顎にだけ矯正装置のブラケットオームコのスピリットMBブラケットをつけて矯正治療開始した症例です。
上顎の第1小臼歯の2本は、抜歯しました。
歯を抜いて、そのスペ−スを使って、歯をきれいに並べています。
右の写真は、1年半後です。
きれいに歯が並んできましたが、歯を抜いたスペ−スがまだありますので、そのスペ−スを閉じる治療をしています。
矯正治療の最終段階にはいった症例でした。
2010年02月22日
東京医科歯科大学教授 須田英明先生のセミナ−
東京医科歯科大学歯科同窓会の学術部が主催するセミナ−に参加しました。
「リフレッシュ歯内療法−成功するエンドのために−」
講師は、東京医科歯科大学の教授 須田英明先生です。
歯内療法(歯の根の治療)は、歯の寿命を左右する大切な基本的な治療ですが、結構、難しい場合も多くあり、奥の深い治療です。
歯医者の腕がいいかどうかの見せ所でもありますが、一般の人にはわかりにくい所でもあります。
講義では、まず基本的な根管の解剖学から始まり、根管形成の術式、難症例への対応など、歯内療法の成功させるポイントを復習をしながら学びました。
実習では、正しい根管充填法を改めて習得しました。
また、最新技術であるマイクロスコ−プ(手術用顕微鏡)の実習もあり、根管を顕微鏡レベルで見る必要性も感じました。
マイクロスコ−プは、今後、購入するかは検討していきます。
今回の実習セミナ−では、歯内療法は、やはり基本が大切と再認識させられました。
今後も基本を大切にした治療でがんばっていきたいと思います。
2010年02月19日
ごほうび 歯の消しゴム その2 小児歯科
小児歯科では、治療をがんばった子供には、ごほうびがあります。
ごほうびに歯の消しゴムがあることは、以前に投稿しましたが・・・
そこで今回は、歯の消しゴム第2弾が登場です。
本物の歯を研究したのか、下顎の第1大臼歯にそっくりです。
さて、このリアルな歯の消しゴムの人気はどうでしょうか?
実は、あまりかわいくないのか、人気は今ひとつのようです。
残念・・・・
結構、おもしろいでしょう?
消しゴム以外のごほうびです。
どうでしょうか?
2010年02月18日
柏田先生 実習セミナ− 2日目
日曜日はその2日目でした。

今回の実習は、ファイバ−ポストでした。
島田歯科医院では、すでにファイバ−ポストの直接法で治療しています。
ファイバ−ポストは、歯質に近い弾性ですので、歯根破折をかなり防げます。
レジンとともに歯質と接着して、歯と一体化しますので、はずれにくくなります。
色は、半透明で光を透過する特性もありますので、審美的によく、オールセラミックなどをかぶせる時に金属色がすけることもありません。
その他にも、TEK(仮の歯)作成のポイントや、直接覆髄・断髄、動揺歯の固定などの実習もあり、柏田先生のテクニックをいろいろ勉強しましたので、今後、治療に取り入れていきます。

柏田聰明先生の著書「補綴修復イノベーション―細菌と咬合力を重視した生物学的アプローチ」
2010年02月16日
2010年02月12日
2010年02月09日
蒲田グルメ情報 イタリア料理
今回は、蒲田グルメ情報イタリア料理です。
蒲田で、おすすめのイタリア料理といえば・・・
やっぱりカンパ−ニャでしょう。
味はもちろんおいしいし、ディナ−のコ−スが二人で2.800円っていうのも魅力です。
雰囲気もいいし、店員さんの応対もグッドです。
2010年02月08日
オ−ソブライト カラ− 歯列育形成(床矯正)のプレ−ト

特に下の前歯の乳歯の裏側に永久歯がはえてくる場合があります。
これは、乳歯が抜けないからではなく、永久歯のはえるスペ−スがないのが原因です。
歯列育形成では、混合歯列期にこのプレ−トを使い、顎を広げて永久歯のはえるスペ−スを確保して、きれいな歯並びをつくります。
プレ−トをしっかり使ってもらうために、好きな色を選んでもらいます。
プレ−トの色は、今までは、専用の染料を混ぜていましたが、材料の粉に色がついている「オ−ソブライト カラ−」が新発売になりました。
色は、クリア−、ピンク、レッド、ブル−、グリ−ン、オレンジがあります。
そして、レッドとブル−を混ぜて、紫色もできますので、合計7色から好きな色が選べるようになりました。
自分だけのスペシャルプレ−トの完成です。
2010年02月05日
シ−ラント 虫歯予防 小児歯科



6歳臼歯の虫歯予防のシ−ラント。
かみ合う面(咬合面)の溝は、虫歯になりやすいのです。
特に、はえて間もない6歳臼歯は、むし歯になりやすいので、あらかじめ溝を接着力のあるレジンで埋めてしまいます。
むし歯予防のこの溝埋めをシーラントと言います。
このシ−ラントは、長い間のうちにはがれてしまいますが、短期的にはきちんと詰めれば虫歯予防には、かなり効果があります。
島田歯科の小児歯科の定期健診では、6歳臼歯をチェックして、シ−ラントをして虫歯予防をします。
2010年02月04日
キッズル−ム 小児歯科
明るくなりました。
座り心地もいいようです。
島田歯科では、小児歯科・虫歯予防・歯列育形成(小児矯正・床矯正)に力を入れていますので、子供たちがたくさん来ます。
兄弟で来たり、友達を連れてきたりと、キッズル−ムがいっぱいになることも。
ジョイントカラ−マットは、よごれたら、また変えますので、衛生的にもいいようです。
2010年02月02日
2010年02月01日
GC友の会学術講演会
2つのテーマを4名の先生方によるご講演とシンポジウムでした。
午前は、「高齢者の歯を守る 〜個への対応が生む安心感をベースに〜」
講師の先生は、千葉英史先生 千葉県我孫子市 千葉歯科医院。
千葉先生の診療室では、高齢者の歯を守り、ほとんど歯を失わない診療を実践されています。
高齢者の口腔内の特徴や治療計画の立案、高齢者のかかわりのポイントと診療への取り組みなどいろいろ勉強になりました。
また、千葉歯科医院の歯科衛生士のスタッフによる、高齢者への口腔衛生指導やコミュニケーションのヒントも多く、参考になりました。
午後は、ディスカッション講演 「義歯難症例に対する新しい補綴処置の考え方」
講師の先生は、前田 芳信 先生 大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能再建学講座 歯科補綴学第二教室 教授。
阿部二郎先生 東京都調布市 阿部歯科医院 東北大学大学院歯学研究科。
亀田行雄先生 埼玉県川口市 かめだ歯科医院。
顎堤が大きく吸収し「吸着型のデンチャー」が作れない患者さんなどに対する次の一手としてインプラントを活用する方法です。
インプラントの上に、はずせるデンチャーをセットする「インプラントオーバーデンチャー」の臨床例を通しての利点・注意点などやそのエビデンスについて3人の先生のディスカッションがあり、総義歯のインプラントの活用を学びました。