2014年07月
2014年07月28日
歯列育形成研究会 第17回症例相談会と第20回ミニ講演会を開催しました

歯列育形成研究会の会員のからの症例の相談会です。
私は、歯列育形成研究会の理事を務めています。

私が担当したテーブルです。
理事の片瀬先生と共に治療経過中の症例相談を行いました。
今回も難しい症例の相談がありました。
会員の先生も経験を積んでいますので、難しい症例も挑戦するようになってきましたので、難しい症例の相談が増えてきました。
難しい症例を参加した先生といっしょに検討して、多くのご意見があり、いろいろと考えますので、私も勉強になります。
たくさんの症例相談、ありがとうございました。

写真、歯の型、レントゲンなどをもってきてもらい、治療方針の検討をしました。

講師は、歯列育形成の生みの親であります島田朝晴先生(私の父ですが・・・)。
今回の演題は、「乳歯列の反対咬合について」。
今まで、何回も父の講演は聞いていますが、またまた勉強になりました。
反対咬合は、なるべく早めに治療を開始して、早くきれいな噛み合わせにすることによって、顔もいい顔にすることが大切です。
反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきます。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。
日本矯正歯科学会で発表されたデータによると、乳歯列の反対咬合が永久歯がはえてきて自然になおったのは、6%だけだそうです。
永久歯に生え変わっても反対咬合だったのは94%。
反対咬合は自然に治る可能性はかなり低いということです。
また、両親に反対咬合がある遺伝的なものは、自然には、なおりません。
いつも多くの先生に参加してもらい、ありがとうございます。
今後も、相談会・講演会を続けていきます。
理事として、子供のきれいな歯並びを目指して、がんばっていきますので、よろしくお願いします。
2014年07月26日
2014年07月25日
日本歯科医師会の生涯研修事業 研修修了証


日本歯科医師会から、平成24・25年度の「研修修了証」が届きました。
日本歯科医師会が生涯研修事業として認めている学会・研修会・セミナーに出席すると、単位が取得できます。
生涯研修事業修了基準達成者(40単位以上)には、この修了証が送られてきます。
私は、68単位といつもより少ない単位でした。(前回は146単位)
平均取得単位数は、全国で46.1、東京都では37.2ですので、平均よりかは、学会・研修会・セミナーの参加して、勉強したことになります。
今後も、学会・研修会・セミナーに参加して、新しい知識や新技術を取り入れ、島田歯科医院は、進化・進歩していきたいと思います。
2014年07月22日
DPS 夏のセミナー ホリスティック歯科医療

タイトルは、「10年後のあるべき診療思想・体制 ホリスクティック歯科医療」。
5人の先生の講演がありました。
「呼吸と脳機能」 佐野真弘先生
「咀嚼機能と脳機能」 荒井正明先生
「臨床医と矯正医の混合診療」 藤井智巳先生
「咀嚼筋と全身機能」 岡 徳之先生
「診療思想と健康経営・人性」 齋藤 忠先生
とても興味ある内容でしたが、奥が深い難しい内容でしたので、今回は、その入口の概論の話でした。
咀嚼と全身は、とても関連があり、重要になる分野ですので、今後も勉強していきたいと思います。
咀嚼と脳機能、呼吸と脳機能など、新しい分野ですので、今後も注目していきたいと思います。
2014年07月19日
院内勉強会

今回は、歯周病治療の精密検査です。
前にも、この歯周精密検査については勉強会でやりましたが、今回は新人歯科衛生士の実習です。
歯周精密検査は、歯と歯ぐきの間の深さ(ポケット)を検査用の器具(プローブ)で調べていく検査です。
特に中等度以上の歯周病では、1歯につき、6箇所のポケットを計り、歯周病の進み具合を調べていきます。
精密検査の結果から、歯周病治療の方針をたてます。
しっかりと実習ができたようです。
精密検査は、正確にできるようになりました。
今度も勉強会で、向上していきたいと思います。