2009年11月13日

摂食治療 経管栄養の方の口腔ケア

蒲田 矯正歯科摂食治療






老人ホ−ムの摂食治療に行ってきました。
今回は、フロア−全体のチェックです。
食形態、姿勢、スプ−ンの工夫、義歯の適合、介助方法などをチェックしました。
食べるペ−スの早い方には、「ゆっくり食べてください。」と声かけをしてもらい、食事を小分けにして、スプ−ンを小さいのに変更しました。
昼食時にフロア−全体をチェックして、気になる方の摂食指導です。

そして、今回は、経管栄養の方の口腔ケアの指導もしました。
口で食事していないので、口の中はきれいだと思うかもしれませんが、実は口で食事しないから汚れるのです。
食事をすると唾液がでて、唾液によって口の中をきれいにする自浄作用がありますが、口で食べないので、唾液がでなく、自浄作用がありません。
その汚れは、食べ物からの汚れでなく、口の中の粘膜から剥がれた細胞や口の中の細菌とその細菌が代謝したものです。
歯ブラシの水分をとってから、歯ブラシをしっかりやってもらうようにしました。
歯ぐきや口蓋や舌は、ハミングッドで、汚れをとってもらうようにしました。
経管栄養の方は、口腔ケアが大切になります。

写真は、老人ホ−ムのイベントの案内です。
老人ホ−ムのスタッフが入居者が楽しめるようにいろいろなイベントをやっています。
あと心配なのが、インフルエンザ。
インフルエンザにならないように気をつけてください。

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この記事へのコメント

1. Posted by ふじもと   2009年11月13日 19:06
なるほど〜。
いつも勉強になります。

ありがとうございました。
2. Posted by しまだ   2009年11月13日 19:16
ふじもと先生
コメントありがとうございます。
これからも摂食治療について投稿しますので、よろしくお願いします。

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