2011年04月25日

GC創業90周年記念シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー 

GC友の会プレミアムシンポジウム&レクチャーGC友の会プレミアムシンポジウム&レクチャー






GC創業90周年 GC友の会55周年記念シンポジウム 「プレミアムシンポジウム&レクチャー」に行ってきました。

午前の部でのテーマは、「硬組織である歯を長持ちさせるために」。
コーディネーターの丸森英史先生より
「硬組織であるために歯牙はエナメル質や象牙質の破折、さらにはセメント質剥離等のリスクにいつもさらされている。エイジングや処置を加えるにつれそのリスクが増えてゆく事もある。最悪は歯根破折である。処置が次のリスクを増やさないために何が必要なのか。横浜歯科臨床座談会はディスカッションを経て、その問題点のいくつかを明らかにして来た。それを基に参加者の方々とディスカッションしてみたい。」

コーディネーターの丸森英史先生と横浜歯科臨床座談会の二人の先生の講演がありました。

「垂直歯根破折・セメント質剝離 〜その特徴と原因の考察〜」
今村智之先生 

「長期観察例から学ぶ歯髄の保存」
倉持貞子先生 

「歯とは何か、機能との相互作用について」
丸森英史先生

今回のシンポジウムでは、歯根破折について多くのことを学びました。
歯を失う大きな原因のひとつの歯根破折。
今村先生からは、垂直歯根破折の多くの症例の発表があり、好発部位、好発年齢、有髄か失活か、ポストの有無等を調べ、考察がありました。
歯根破折する歯の多くは、失活歯(神経を取った歯)です。
歯根破折しないためには、なるべく神経をとらない治療が、大切になってきます。
倉持先生からは、深い虫歯でも、神経をとらない治療「ケミカルサージェリー」の多くの長期経過症例の発表がありました。
倉持先生は、ケミカルサージェリーの第一人者です。
島田歯科医院でも、むし歯の治療では、削る量を最小限にてして、ケミカルサージェリーなどを行い、なるべく神経をとらない治療を目指しています。

午後の部のテーマは、「歯と歯列を守る」。
コーディネーターは、下地勲先生。
続きは、また明日に投稿します。

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