2011年09月02日

相生小学校 相生だより

相生小学校 相生だより相生小学校の「相生だより」の原稿を依頼されました。
7月に行われた相生小学校の学校保健委員会で講演した内容でお願いしますということでしたので、講演の一部を原稿にしてみました。








「野生の動物には虫歯がない? ―かむことの大切さ― 」

野生の動物には虫歯がない?
それは本当の話です。
野生の動物は、生の肉や自然の草木を良くかんで食べますので、唾液がたくさん出て歯をきれいにするのです。
でも、ペットの犬や猫は加工された食べやすいペットフードを食べるので虫歯ができます。
では人間は・・・
むかしのエスキモーは生の肉をよくかんで食べていたので、虫歯がなかったのです。
でも、食文化が入り、調理して味付けして食べるようになったら、虫歯がたくさんできたそうです。
今回のテーマは、かむことの大切さです。
よくかむとこんないいことが・・・

ひ:肥満の防止
ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満の防止につながります。

み:味覚の発達
食べ物の形やかたさを感じることができ、食べ物の味がよくわかるようになります。

こ:言葉の発達
口のまわりの筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、言葉の発音がきれいになったり、顔の表情がゆたかになります。

の:脳の発達
脳に流れる血液の量が増えて、脳を刺激するので、子供は賢くなり、大人は物忘れを予防することができます。

は:歯の病気予防
よく噛むと、唾液がたくさん出ます。唾液には口の中の食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。

が:ガンの予防
唾液に含まれるペルオキシダーセという酵素が、食品中の発ガン性を抑えることでガンの予防につながります。

いー:胃腸の働きを促進
消化を助け、食べすぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。

ぜ:全身の体力向上と全力投球
身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。

「ひみこの歯がいーぜ」卑弥呼の時代はなんと1回の食事のかむ回数は3990回。
現代は620回しかかんでいないそうです。
ぜひ、よくかんで食べましょう。

shimada_dental at 11:47│Comments(0)TrackBack(0)clip!校医の仕事 

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