2012年01月23日

歯列育形成(子供の矯正・床矯正)は、いつから始める?

子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正




歯列育形成は、プレートで顎をひろげて、永久歯のはえるスペースを確保して、きれいな歯並びにする子供の矯正治療(床矯正と呼ぶこともあります)です。
そのため、“顎の成長”や“歯の生え変わり”を利用できる成長過程の子どもに向いています。
例えば、永久歯の前歯がはえるスペースが足らない叢生(そうせい)の場合は、4〜6歳からの矯正治療をおすすめします。
反対咬合では、顎の前後的なズレを矯正しますので、なるべく早く4歳ぐらいの治療をおすすめします。

永久歯のはえるスペースがあるかどうかは、乳歯の時はなかなかわかりにくいのですが、乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。

子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正6歳ぐらいの時に乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足らないとわかる場合が多く、この時期から歯列育形成の治療を開始することがとても多いです。
前歯4本がすでに永久歯生え変わった時期では、歯列育形成では効果が少ない場合があり、永久歯になるのを待って、通常の矯正治療を行うこともあります。

乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足りなく、矯正したいと歯科医院に連れて行っても、歯列育形成(子供の矯正治療)を行わない歯科医院では、「治療を始めるにはまだ早いので、様子を見ましょう。」と言われると思います。
そして、永久歯の生え変わってから、抜歯して、矯正装置を歯につけての矯正治療になってしまいます。

子供の歯並びが気になる場合は、様子を見るより、早めに歯列育形成(子供の矯正治療)を行っている歯科医院に行って相談されることをおすすめします。
そして、早めに歯列育形成を始めれば、歯を抜かないで、小学校の高学年の頃にはきれいな歯並びにすることができます。

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