2012年07月23日

歯列育形成の歯学書が出版されました。

子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正歯列育形成の歯学書が出版されました。
「歯列育形成の実際」というタイトルがつけられ、かなりの症例がのっています。
著者は歯列育形成の生みの親である島田朝晴。(実は私の父です・・・。)
症例の写真や矯正装置の図が多く、これから歯列育形成を勉強したいと思っている先生には、わかりやすい内容になっています。



子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正また、イラストも多くのっています。
このイラスト見覚えありませんか?

そうです、あの「ベルサイユのばら」です。



子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正私もあとがきに参加しています。
歯列育形成研究会の事理の紹介で、左の下にのっています。




子供の歯並び・小児歯科・床矯正・小児歯列矯正・小児矯正これは、1995年に出版された歯学書「歯列育形成」です。
もうすでに17年がたっています。
今回出版された「歯列育形成の実際」は、歯列育形成の集大成になると思います。






歯列育形成は、プレートで顎をひろげて、永久歯のはえるスペースを確保して、きれいな歯並びにする子供の矯正治療(床矯正と呼ぶこともあります)です。
そのため、“顎の成長”や“歯の生え変わり”を利用できる成長過程の子どもに向いています。
例えば、乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきて、永久歯のはえるスペースが足らないなど、スペースが足らない叢生(そうせい)の場合は、4〜6歳からの矯正治療をおすすめします。
反対咬合では、顎の前後的なズレを矯正しますので、なるべく早く4歳ぐらいの治療をおすすめします。

子供の歯並びが気になる場合はなるべく早めに相談されることをおすすめします。
そして、早めに歯列育形成を始めれば、歯を抜かないで、小学校の高学年の頃にはきれいな歯並びにすることができます。


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