2016年06月09日

学校の春の健診 その2

DSCF0343先週に引き続き、校医をしている小学校の健診に行ってきました。
今回は、4・5・6年生です。
全体的には、 虫歯は少なくなってきましたが、虫歯がある子供には、いくつも虫歯があります。
「歯医者さんに行こう!」と声をかけます。
4・5・6年生では、歯肉炎が多くなってきたように感じます。
やはりあと気になるのが、歯並びです。


小学校 健診 検診 歯並び 子供4年生になると、前歯4本は永久歯になりますが、はえてきた永久歯のスペースが足りないので、はえてきた永久歯は重なりあってしまう場合が多いです。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
歯が重なっていると歯ブラシがしにくく、ほとんど場合で、歯肉炎になっていまいます。
歯肉炎になっている子供には、「もっと歯ブラシがんばってね!」声をかけましたが心配です。

小学校 健診 検診 歯並び 大田区 蒲田5、6年生では、前歯で、最後にはえてきた犬歯のスペースがなく、八重歯になってしまう場合が多いです。
顎が小さく、歯がきれいに並ぶ大きさより小さいようです。
専門的には、顎とは言わず、歯がはえている歯列弓が小さいのです。

小学校の高学年では、もうほとんどが永久歯に生え変わっていますので、子供の矯正治療では遅く、大人の矯正治療になってしまいます。


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