校医の仕事
2012年11月22日
相生小学校の秋の健診
校医をしている相生小学校の秋の健診に行ってきました。
1年に2回、春と秋に健診をしています。
虫歯は、だんだん少なくなってきましたが・・・
気になるのが、歯並びです。
低学年では、前歯が永久歯に生え変わる頃ですが、写真のように下の前歯の乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきている場合があります。
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さい傾向があるようです。
あと気になるのは、歯肉炎。
プラークや歯石がついていて、歯肉が腫れてしまっている状態です。
歯科医院での歯のクリーニングが必要です。
そして、しっかりと歯ブラシをしましょう。
もちろん虫歯のあった人も歯科医院に行ってください。
1年に2回、春と秋に健診をしています。
虫歯は、だんだん少なくなってきましたが・・・
気になるのが、歯並びです。
低学年では、前歯が永久歯に生え変わる頃ですが、写真のように下の前歯の乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきている場合があります。
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さい傾向があるようです。
あと気になるのは、歯肉炎。
プラークや歯石がついていて、歯肉が腫れてしまっている状態です。
歯科医院での歯のクリーニングが必要です。
そして、しっかりと歯ブラシをしましょう。
もちろん虫歯のあった人も歯科医院に行ってください。
2012年06月09日
小学校で歯ブラシ教室を行いました
毎年、小学校の1年生の歯ブラシ教室を行います。
1年生では、ちょうど永久歯が生え始める頃で、その永久歯を虫歯にしないように大切な時期です。
今回も1年生の1組と2組の歯ブラシ教室を歯科衛生士と共に行いました。
「今日の朝、歯ブラシをした人、手をあげてください。」
「ハ−イ」みんな大きな声で、手をあげます。
「では、どうして歯ブラシをしますか?」
「歯をみがいて、虫歯菌をなくして、虫歯にならないようにするためです。」
素晴らしい答えが返ってきました。
恒例の染め出しです。
「これから、実験をします。みがけてないところが赤くなります。」
真っ赤に染まった歯を見て、大騒ぎです。
みんなで、赤く染まったところを歯ブラシしてもらいました。
「毎日、これぐらいがんばって歯ブラシして下さい。」
最後にたくさんの質問がでました。
「どうして虫歯菌は、甘い物が好きなんですか?」
「虫歯にならない食べ物は何ですか?」
鋭い質問で、返答に困ってしまいました・・・
2012年05月31日
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。その2
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
今回は、4・5・6年生の健診でした。
虫歯は、少なくなっているようですが・・・
気になるのは、歯並びです。
明らかな過蓋咬合(出っ歯)、反対咬合(受け口)は不正咬合にチェックがはいりますが、少し歯が重なっている程度では、健診では不正咬合にしませんが・・・
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
すでに永久歯に生え変わっている場合で、八重歯や重なっている前歯をきれいな歯並びにするには、矯正治療となります。
まだ乳歯列か下の前歯がはえかわったぐらい(低学年まで)であれば、歯列育形成できれいな歯並びにすることができます。
乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なりあってしまったということがあります。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
「早く乳歯を抜いてください。」とよく言われますが・・・
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ−スがたりないために裏側にはえてきます。
反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきますので、なるべく早く治療を始める方がいいと思います。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。
6月6日には、1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
今回は、4・5・6年生の健診でした。
虫歯は、少なくなっているようですが・・・
気になるのは、歯並びです。
明らかな過蓋咬合(出っ歯)、反対咬合(受け口)は不正咬合にチェックがはいりますが、少し歯が重なっている程度では、健診では不正咬合にしませんが・・・
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
すでに永久歯に生え変わっている場合で、八重歯や重なっている前歯をきれいな歯並びにするには、矯正治療となります。
まだ乳歯列か下の前歯がはえかわったぐらい(低学年まで)であれば、歯列育形成できれいな歯並びにすることができます。
乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なりあってしまったということがあります。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
「早く乳歯を抜いてください。」とよく言われますが・・・
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ−スがたりないために裏側にはえてきます。
反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきますので、なるべく早く治療を始める方がいいと思います。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。
6月6日には、1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
2012年05月24日
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
歯科健診は、春と秋に年2回行っています。
今回は、1・2・3年生です。
ただ健診をするのでなく、なるべく声をかけるようにしています。
むし歯のある子供には、「歯医者に行こうよ。」
初期むし歯のある子供には、「ここにむし歯のなり始めがあって、むし歯にはしないけど、がんばって磨いてね。」
虫歯のあった人は、秋の健診までに、しっかりなおしましょう。
プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている人が何人かいました。
しっかり歯ブラシをして、きちんとプラークをとってください。
あと気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口をポカンとしないように、いつも口を閉じるように意識してください。
来週は、4・5・6年生の健診に行ってきます。
歯科健診は、春と秋に年2回行っています。
今回は、1・2・3年生です。
ただ健診をするのでなく、なるべく声をかけるようにしています。
むし歯のある子供には、「歯医者に行こうよ。」
初期むし歯のある子供には、「ここにむし歯のなり始めがあって、むし歯にはしないけど、がんばって磨いてね。」
虫歯のあった人は、秋の健診までに、しっかりなおしましょう。
プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている人が何人かいました。
しっかり歯ブラシをして、きちんとプラークをとってください。
あと気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口をポカンとしないように、いつも口を閉じるように意識してください。
来週は、4・5・6年生の健診に行ってきます。
2011年12月22日
小学校の災害対策会議
校医をしている相生小学校で、災害時のことを考える会議に参加しました。
耳鼻科の校医の先生が、東日本大震災の被災地で、医療活動しました。
その校医の先生の呼びかけで、今回、相生小学校の内科・耳鼻科・眼科・歯科の校医もまじえて、校長先生・PTA会長・養護の先生・・・と共に災害時に何ができるか会議を行いました。
相生小学校は、大田区の避難所になっています。
大田区の避難所開設・運営マニュアルは、あるようですが・・・・
相生小学校にあった具体的なマニュアルを検討する必要があるようです。
小学校の備蓄倉庫も確認しました。
たくさんあるように見えますが、実際は、まだまだ足りないのが現実です。
そして、医薬品が、全然無いことが、わかりました。
校医の先生と共に今後どうするか、検討しなければなりません。
校医の先生をまじえた災害時の対策の会議は、動き出したばかりです。
今後、何回も会議を行い、いろいろ考えていきたいと思います。
耳鼻科の校医の先生が、東日本大震災の被災地で、医療活動しました。
その校医の先生の呼びかけで、今回、相生小学校の内科・耳鼻科・眼科・歯科の校医もまじえて、校長先生・PTA会長・養護の先生・・・と共に災害時に何ができるか会議を行いました。
相生小学校は、大田区の避難所になっています。
大田区の避難所開設・運営マニュアルは、あるようですが・・・・
相生小学校にあった具体的なマニュアルを検討する必要があるようです。
小学校の備蓄倉庫も確認しました。
たくさんあるように見えますが、実際は、まだまだ足りないのが現実です。
そして、医薬品が、全然無いことが、わかりました。
校医の先生と共に今後どうするか、検討しなければなりません。
校医の先生をまじえた災害時の対策の会議は、動き出したばかりです。
今後、何回も会議を行い、いろいろ考えていきたいと思います。
2011年11月24日
小学校の就学時健診
相生小学校の就学時健診を行いました。
来年の4月に入学する子供たちの健診です。
むし歯のない子といくつもむし歯のある子に分かれるように感じます。
むし歯のある子には、「歯医者さんに行きましょう。」と声をかけました。
あと、気になるのは、歯並びです。
前歯の乳歯の間がなく、永久歯の生えるスペースがない状態の子供が多くいました。
写真のように乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なりあってしまったということがあります。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
「早く乳歯を抜いてください。」とよく言われますが・・・
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ−スがたりないために裏側にはえてきます。
歯列育形成で、顎を少しひろげてスペ−スを確保すれば、きれいな歯並びにすることができます。
来年の4月に入学する子供たちの健診です。
むし歯のない子といくつもむし歯のある子に分かれるように感じます。
むし歯のある子には、「歯医者さんに行きましょう。」と声をかけました。
あと、気になるのは、歯並びです。
前歯の乳歯の間がなく、永久歯の生えるスペースがない状態の子供が多くいました。
写真のように乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なりあってしまったということがあります。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
「早く乳歯を抜いてください。」とよく言われますが・・・
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ−スがたりないために裏側にはえてきます。
歯列育形成で、顎を少しひろげてスペ−スを確保すれば、きれいな歯並びにすることができます。
2011年10月27日
小学校の秋の健診
校医をしている相生小学校の秋の健診に行ってきました。
1年に2回、春と秋に健診をしています。
春の健診で、虫歯があった生徒が、しっかり歯医者に行って、虫歯をなおしたかどうかチェックです。
残念ながら、歯医者に行ってない生徒がいます。
「歯医者に行こう!」
と声をかけました。
あと気になるのは、歯並びです。
明らかな過蓋咬合(出っ歯)、反対咬合(受け口)は不正咬合にチェックがはいりますが、少し歯が重なっている程度では、健診では不正咬合にしません。
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
八重歯や重なっている前歯をきれいな歯並びにするには、矯正治療となります。
まだ乳歯列か下の前歯がはえかわったぐらい(低学年まで)であれば、歯列育形成できれいな歯並びにすることができます。
1年に2回、春と秋に健診をしています。
春の健診で、虫歯があった生徒が、しっかり歯医者に行って、虫歯をなおしたかどうかチェックです。
残念ながら、歯医者に行ってない生徒がいます。
「歯医者に行こう!」
と声をかけました。
あと気になるのは、歯並びです。
明らかな過蓋咬合(出っ歯)、反対咬合(受け口)は不正咬合にチェックがはいりますが、少し歯が重なっている程度では、健診では不正咬合にしません。
前歯が永久歯にはえかわっている高学年では、八重歯になっていたり、下の前歯が重なっている場合が結構あります。
最近の子供は顎が小さいと言われますが、やはり歯がきれいに並ぶ大きさよりちょっと小さいようです。
八重歯や重なっている前歯をきれいな歯並びにするには、矯正治療となります。
まだ乳歯列か下の前歯がはえかわったぐらい(低学年まで)であれば、歯列育形成できれいな歯並びにすることができます。
2011年09月02日
相生小学校 相生だより
相生小学校の「相生だより」の原稿を依頼されました。
7月に行われた相生小学校の学校保健委員会で講演した内容でお願いしますということでしたので、講演の一部を原稿にしてみました。
「野生の動物には虫歯がない? ―かむことの大切さ― 」
野生の動物には虫歯がない?
それは本当の話です。
野生の動物は、生の肉や自然の草木を良くかんで食べますので、唾液がたくさん出て歯をきれいにするのです。
でも、ペットの犬や猫は加工された食べやすいペットフードを食べるので虫歯ができます。
では人間は・・・
むかしのエスキモーは生の肉をよくかんで食べていたので、虫歯がなかったのです。
でも、食文化が入り、調理して味付けして食べるようになったら、虫歯がたくさんできたそうです。
今回のテーマは、かむことの大切さです。
よくかむとこんないいことが・・・
ひ:肥満の防止
ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満の防止につながります。
み:味覚の発達
食べ物の形やかたさを感じることができ、食べ物の味がよくわかるようになります。
こ:言葉の発達
口のまわりの筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、言葉の発音がきれいになったり、顔の表情がゆたかになります。
の:脳の発達
脳に流れる血液の量が増えて、脳を刺激するので、子供は賢くなり、大人は物忘れを予防することができます。
は:歯の病気予防
よく噛むと、唾液がたくさん出ます。唾液には口の中の食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。
が:ガンの予防
唾液に含まれるペルオキシダーセという酵素が、食品中の発ガン性を抑えることでガンの予防につながります。
いー:胃腸の働きを促進
消化を助け、食べすぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。
ぜ:全身の体力向上と全力投球
身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。
「ひみこの歯がいーぜ」卑弥呼の時代はなんと1回の食事のかむ回数は3990回。
現代は620回しかかんでいないそうです。
ぜひ、よくかんで食べましょう。
7月に行われた相生小学校の学校保健委員会で講演した内容でお願いしますということでしたので、講演の一部を原稿にしてみました。
「野生の動物には虫歯がない? ―かむことの大切さ― 」
野生の動物には虫歯がない?
それは本当の話です。
野生の動物は、生の肉や自然の草木を良くかんで食べますので、唾液がたくさん出て歯をきれいにするのです。
でも、ペットの犬や猫は加工された食べやすいペットフードを食べるので虫歯ができます。
では人間は・・・
むかしのエスキモーは生の肉をよくかんで食べていたので、虫歯がなかったのです。
でも、食文化が入り、調理して味付けして食べるようになったら、虫歯がたくさんできたそうです。
今回のテーマは、かむことの大切さです。
よくかむとこんないいことが・・・
ひ:肥満の防止
ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満の防止につながります。
み:味覚の発達
食べ物の形やかたさを感じることができ、食べ物の味がよくわかるようになります。
こ:言葉の発達
口のまわりの筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、言葉の発音がきれいになったり、顔の表情がゆたかになります。
の:脳の発達
脳に流れる血液の量が増えて、脳を刺激するので、子供は賢くなり、大人は物忘れを予防することができます。
は:歯の病気予防
よく噛むと、唾液がたくさん出ます。唾液には口の中の食べ物のカスや細菌を洗い流す働きがあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。
が:ガンの予防
唾液に含まれるペルオキシダーセという酵素が、食品中の発ガン性を抑えることでガンの予防につながります。
いー:胃腸の働きを促進
消化を助け、食べすぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。
ぜ:全身の体力向上と全力投球
身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。
「ひみこの歯がいーぜ」卑弥呼の時代はなんと1回の食事のかむ回数は3990回。
現代は620回しかかんでいないそうです。
ぜひ、よくかんで食べましょう。
2011年07月14日
学校保健委員会で講演しました
2011年06月23日
相生小学校の歯ブラシ教室をやりました
毎年、相生小学校の1年生の歯ブラシ教室を行います。
1年生では、ちょうど永久歯が生え始める頃で、その永久歯を虫歯にしないように大切な時期です。
今回も1年生の1組と2組の歯ブラシ教室を島田歯科の歯科衛生士と共に行いました。
「今日の朝、歯ブラシをした人、手をあげてください。」
「ハ−イ」みんな大きな声で、手をあげます。
「大人の歯がはえてきた人は?」
「ハ−イ」
「それでは、鏡で、奥にはえきた6歳臼歯を見ましょう。」
みんな鏡で、お口の中を見ます。
「大人の歯は、ずっと使う大切な歯です。虫歯にならないようにするためには、どうしますか?」
みんな大きな声で「歯みがき!」
恒例の染め出しです。
「これから、実験をします。みがけてないところが赤くなります。」
真っ赤に染まった歯を見て、大騒ぎです。
みんなで、赤く染まったところを歯ブラシしてもらいました。
「毎日、これぐらいがんばって歯ブラシして下さい。」
最後にたくさんの質問がでました。
「どうして、虫歯になるのですか?」
「歯は何からできてますか?骨と同じですか?」
鋭い質問で、返答に困ってしまいました・・・
2011年06月02日
相生小学校の健診行ってきました その2
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
今回は、4・5・6年生です。
虫歯のあった人は、秋の健診までに、しっかりなおしましょう。
プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている人が何人かいました。
しっかり歯ブラシをして、きちんとプラークをとってください。
あと最近、気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口をポカンとしないように、いつも口を閉じるように意識してください。
6月22日に1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
うちの歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
今日の午後は、「歯の衛生週間」のイベントで、歯の無料相談に行ってきます。
午後は、副院長のみの診療になりますので、ご了承ください。
写真は、相生小学校の庭です。
何かいます?タヌキ?
今回は、4・5・6年生です。
虫歯のあった人は、秋の健診までに、しっかりなおしましょう。
プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている人が何人かいました。
しっかり歯ブラシをして、きちんとプラークをとってください。
あと最近、気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口をポカンとしないように、いつも口を閉じるように意識してください。
6月22日に1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
うちの歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
今日の午後は、「歯の衛生週間」のイベントで、歯の無料相談に行ってきます。
午後は、副院長のみの診療になりますので、ご了承ください。
写真は、相生小学校の庭です。
何かいます?タヌキ?
2011年05月26日
2010年11月26日
小学校の感謝集会に行ってきました
校医をしている相生小学校の感謝集会に行ってきました。
生徒から、心のこもった感謝の言葉とプレゼントをもらいました。
ありがとうございます。
感謝。
私は、相生小学校の校医を20年以上やっています。
私の前は・・・・
実は私の祖父が、開校以来ずっと校医をやってました。
祖父の時代から、相生小学校の生徒の歯を見てきましたが、相生小学校は虫歯が少なく、何回も歯の優秀校として表彰さています。
これからも、虫歯予防にがんばってくださいね。
感謝集会は、勤労感謝の日にちなんで、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えようと児童会が主催して、毎年行っているそうです。
地元の警察署や消防署や町内会の会長さんや児童館の方が招待されてました。
生徒からもらったプレゼントです。
かわいいですね。
ありがとうございます。
4年1組のみんなから感謝の作文をもらいました。
4年1組の皆さん、ありがとうございます。
本当にうれしいです。
感謝です。
2010年11月25日
2010年11月19日
小学校の就学時健診
相生小学校の就学時健診に行ってきました。
来年の4月に入学する子供たちの健診です。
むし歯のない子といくつもむし歯のある子に分かれるように感じます。
むし歯のある子には、「歯医者さんに行きましょう。」と声をかけました。
あと、気になるのは、歯並びです。
反対咬合(受け口)の子供が何人かいました。
また、前歯の乳歯の間がなく、永久歯の生えるスペースがない状態の子供も多くいました。
反対咬合は、早くなおさないとなおすのが、だんだん困難になってきますので、なるべく早く治療を始める方がいいと思います。
反対咬合の治療は、乳歯列(3歳から)、遅くても混合歯列初期(7歳までに)に治療することをおすすめします。
遅くなると骨格的反対咬合(下顎が大きくなる)になり、歯の矯正治療では治せなくなっていきます。
乳歯の裏側(うしろ)から永久歯がはえてきたり、はえてきた永久歯は重なりあってしまったということがあります。
乳歯の時はきれいな歯ならびよりも歯と歯の間が開いている方がいい状態です。
それは乳歯より大きい永久歯がはえてくるからです。
「早く乳歯を抜いてください。」とよく言われますが・・・
これは、乳歯がじゃましているというより、顎が小さく永久歯のはえるスペ−スがたりないために裏側にはえてきます。
2010年10月28日
小学校の健診(検診)に行ってきました
昨日は、校医をしている相生小学校の秋の健診に行ってきました。
相生小学校は、むし歯が少なく、歯の優秀校として何回も表彰されています。
春の健診では、プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている生徒が何人かいましたが、だいぶ減ってきました。
あと最近、気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口呼吸をなおすには・・・
MFT(口腔機能訓練)が必要な場合があります。
MFTって?
MFTというのは、口呼吸、指しゃぶり、舌癖、唇噛みや爪噛み、などの口腔習癖を治して、咀嚼や嚥下に使う筋肉と歯のバランスを整える治療で、口のリハビリテ−ションのことです。
島田歯科医院では、子供の歯並びの治療(矯正治療・歯列育形成)では、MFTを積極的に取り組んでいます。
しかし、校医としてできることは・・・
今後の課題になりそうです。
相生小学校は、むし歯が少なく、歯の優秀校として何回も表彰されています。
春の健診では、プラークや歯石がついていて、歯肉炎になっている生徒が何人かいましたが、だいぶ減ってきました。
あと最近、気なることがあります。
口をポカンと開いてる子供がいます。
口をポカンと開いて、口で呼吸をしています。
口呼吸は、歯並びや噛みあわせが悪くなることがあり、食べ物を噛む、飲み込む、発音する、などの口腔機能に悪影響を及ぼすことがあります。
口呼吸をなおすには・・・
MFT(口腔機能訓練)が必要な場合があります。
MFTって?
MFTというのは、口呼吸、指しゃぶり、舌癖、唇噛みや爪噛み、などの口腔習癖を治して、咀嚼や嚥下に使う筋肉と歯のバランスを整える治療で、口のリハビリテ−ションのことです。
島田歯科医院では、子供の歯並びの治療(矯正治療・歯列育形成)では、MFTを積極的に取り組んでいます。
しかし、校医としてできることは・・・
今後の課題になりそうです。
2010年10月26日
2010年09月10日
城南ブロック学校歯科医研修会
東京都学校歯科医会の城南ブロックの研修会に参加しました。
今回の演題は「すぐに役立つ学校歯科医の活動マニュアル」
といういことで、学校歯科医の活動についての研修が行われました。
私は、近くにある相生小学校の校医を祖父から引継ぎ、もう20年やっています。
小学校の校医として、まず大切なのは健診です。
春と秋に2回の健診をしています。
学校によっては、春しか健診しないところもあるようですが、春に健診をして、虫歯のある生徒には、治療するように指導します。
そして、秋にきちんと治療したかチェックをします。
中には、まだ歯医者にいかない子もいますので、再度の指導です。
入学する前の子供の就学時健診も行っています。
健診のほかに、歯ブラシ教室を行っています。
全学年やりたいところですが、永久歯がはえはじめる1年生を対象に行っています。
年に数回開催される保健委員会で、講演をすることもあります。
養護の先生も虫歯予防に力をいれてくれますし、給食後に全員での歯ブラシタイムを行っています。
みんなが虫歯予防にがんばっていますので、相生小学校は虫歯が少なく、最近では、毎年、東京都学校歯科医会から優秀校して表彰されています。
さて、今年はどうでしょうか?
今回の演題は「すぐに役立つ学校歯科医の活動マニュアル」
といういことで、学校歯科医の活動についての研修が行われました。
私は、近くにある相生小学校の校医を祖父から引継ぎ、もう20年やっています。
小学校の校医として、まず大切なのは健診です。
春と秋に2回の健診をしています。
学校によっては、春しか健診しないところもあるようですが、春に健診をして、虫歯のある生徒には、治療するように指導します。
そして、秋にきちんと治療したかチェックをします。
中には、まだ歯医者にいかない子もいますので、再度の指導です。
入学する前の子供の就学時健診も行っています。
健診のほかに、歯ブラシ教室を行っています。
全学年やりたいところですが、永久歯がはえはじめる1年生を対象に行っています。
年に数回開催される保健委員会で、講演をすることもあります。
養護の先生も虫歯予防に力をいれてくれますし、給食後に全員での歯ブラシタイムを行っています。
みんなが虫歯予防にがんばっていますので、相生小学校は虫歯が少なく、最近では、毎年、東京都学校歯科医会から優秀校して表彰されています。
さて、今年はどうでしょうか?
2010年06月10日
小学校の歯ブラシ教室
「今日の朝、歯ブラシをした人、手をあげてください。」
「ハ−イ」みんな大きな声で、手をあげます。
「大人の歯がはえてきた人は?」
「ハ−イ」
「それでは、鏡で、奥にはえきた6歳臼歯を見ましょう。」
みんな鏡で、お口の中を見ます。
「大人の歯は、ずっと使う大切な歯です。虫歯にならないようにするためには、どうしますか?」
みんな大きな声で「歯をみがく!」
「そうです。今日は、歯ブラシの話をします。」
相生小学校の歯ブラシ教室へ行ってきました。
今回は、1年生の1組と2組です。
歯科衛生士が歯ブラシの話をしました。
そして、恒例の染め出しです。
「これは魔法の薬です。この薬をかむと、みがけてないところが赤くなります。」
みんな魔法の薬をかみます。
「いち、に、さん、し・・・・」
30回かみました。
真っ赤に染まった歯と舌を見て、大騒ぎです。
みんなで、赤く染まったところを歯ブラシしてもらいました。
「毎日、これぐらいがんばって歯ブラシして下さい。」
最後にたくさんの質問がでました。
「どうして、魔法の薬で、赤く染まるの?」
「外でご飯を食べた後、歯ブラシが無い時は、どうすればいいですか?」
「なんで大人の歯に生え変わるの?」
「なんで赤ちゃんには、歯はないの?」
など鋭い質問があり、返答に困ってしまいました・・・
2010年05月31日
相生小学校 春の歯科健診 その2
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
今回は、1・2・3年生です。
歯科健診は、春と秋に年2回行っています。
ただ健診をするのでなく、なるべく声をかけるようにしています。
むし歯のある子供には、「歯医者に行こうよ。」
初期むし歯のある子供には、「ここにむし歯のなり始めがあって、むし歯にはしないけど、がんばって磨いてね。」
プラ−クがついている子供には、「歯ブラシがんばってね。」と声をかけます。
写真は、保健室に貼ってあった歯みがきのポスタ−です。
相生小学校の皆さん!給食後の歯ブラシをがんばってしてください。
6月9日に1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
うちの歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
2010年05月13日
相生小学校の春の歯科健診
相生小学校の春の歯科健診に行ってきました。
今回は、4・5・6年生です。
歯科健診は、年2回春と秋に行います。
春の健診では歯式をとります。
この歯式が、結構、大変なのです。
ひとつひとつの歯の状態を言って、養護の先生に書いてもらいます。
乳歯か永久歯なのか、むし歯のチェック、治療してあるのか、欠損してるのか、プラ−クのチェック、歯石があるか、歯肉炎になってしまっているか、歯並び、軟組織の異常など・・・・
短い時間で、チェックします。
再来週は、1.2.3年生の健診ですので、よろしくお願いします。
6月9日に1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
うちの歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
相生小学校は、虫歯が少ないので、東京都学校歯科医会から、優秀校して表彰されました。
春・秋の歯科健診をして、養護の先生がしっかり指導します。
歯ブラシ教室や給食後の全員での歯ブラシタイム。
みんなが、がんばっている結果だと思います。
さて、今年は、優秀校になるでしょうか?
虫歯のある人は、しっかりなおしてください。
毎食後の歯ブラシをしっかりしてくださいね。
今回は、4・5・6年生です。
歯科健診は、年2回春と秋に行います。
春の健診では歯式をとります。
この歯式が、結構、大変なのです。
ひとつひとつの歯の状態を言って、養護の先生に書いてもらいます。
乳歯か永久歯なのか、むし歯のチェック、治療してあるのか、欠損してるのか、プラ−クのチェック、歯石があるか、歯肉炎になってしまっているか、歯並び、軟組織の異常など・・・・
短い時間で、チェックします。
再来週は、1.2.3年生の健診ですので、よろしくお願いします。
6月9日に1年生の歯ブラシ教室を行う予定です。
うちの歯科衛生士といっしょに行きますので、お楽しみに。
相生小学校は、虫歯が少ないので、東京都学校歯科医会から、優秀校して表彰されました。
春・秋の歯科健診をして、養護の先生がしっかり指導します。
歯ブラシ教室や給食後の全員での歯ブラシタイム。
みんなが、がんばっている結果だと思います。
さて、今年は、優秀校になるでしょうか?
虫歯のある人は、しっかりなおしてください。
毎食後の歯ブラシをしっかりしてくださいね。
2010年02月02日
2009年11月06日
2009年11月05日
小学校の健診と老人ホ−ムの摂食治療
昨日の午前中は、相生小学校の健診に行ってきました。
小学校の健診は、春と秋があります。
春の健診は、歯式を書きますので大変ですが、秋の健診は、虫歯のチェックだけですので、全学年を午前中で終了。
それから、12時までに老人ホ−ムに行って摂食治療です。
摂食治療は、昼食時に行って、実際に食べているところをみて、摂食指導をしていきます。
休診日に、健診や摂食治療と忙しい日でした。
そして、今日は、相生小学校の就学時健診があります。
来年入学する子供の健診です。
午前の診療終了後、急いで昼食をとって、小学校に行きます。
今日も忙しくなりそうです。
写真は、老人ホ−ムの庭に咲いていた秋の花です。
この2.3日で、急に寒くなってきました。
もうすぐ冬。
風邪をひかないように気をつけてください。
小学校の健診は、春と秋があります。
春の健診は、歯式を書きますので大変ですが、秋の健診は、虫歯のチェックだけですので、全学年を午前中で終了。
それから、12時までに老人ホ−ムに行って摂食治療です。
摂食治療は、昼食時に行って、実際に食べているところをみて、摂食指導をしていきます。
休診日に、健診や摂食治療と忙しい日でした。
そして、今日は、相生小学校の就学時健診があります。
来年入学する子供の健診です。
午前の診療終了後、急いで昼食をとって、小学校に行きます。
今日も忙しくなりそうです。
写真は、老人ホ−ムの庭に咲いていた秋の花です。
この2.3日で、急に寒くなってきました。
もうすぐ冬。
風邪をひかないように気をつけてください。
2009年06月18日
小学校の歯ブラシ教室 小児歯科
相生小学校の歯ブラシ教室へ行ってきました。
今回は、1年生の1組と2組です。
スタッフの衛生士が歯ブラシの話をしました。
まずは、みんなに6歳臼歯を鏡で見てもらい、恒例の染め出しです。
真っ赤に染まった歯と舌を見て、大騒ぎです。
みんなで、赤く染まったところを歯ブラシしてもらいました。
毎日、これぐらいがんばって歯ブラシして下さい。
最後に質問を受けましたが、
「どこから虫歯菌が来るの?」
「とがった歯や平らな歯や形が違うのはどうして?」
「虫歯にならないようにするには、どうすればいいですか?」
など鋭い質問があり、返答に困ってしまいました・・・
「好きな果物は、何ですか?」
1年生っぽい質問には、笑ってしました。
今回は、1年生の1組と2組です。
スタッフの衛生士が歯ブラシの話をしました。
まずは、みんなに6歳臼歯を鏡で見てもらい、恒例の染め出しです。
真っ赤に染まった歯と舌を見て、大騒ぎです。
みんなで、赤く染まったところを歯ブラシしてもらいました。
毎日、これぐらいがんばって歯ブラシして下さい。
最後に質問を受けましたが、
「どこから虫歯菌が来るの?」
「とがった歯や平らな歯や形が違うのはどうして?」
「虫歯にならないようにするには、どうすればいいですか?」
など鋭い質問があり、返答に困ってしまいました・・・
「好きな果物は、何ですか?」
1年生っぽい質問には、笑ってしました。